記念切手(製造面)

2021年11月 3日 (水)

昭和46年お年玉切手シートの紙目バラエティ

先日の話題ですが、空気が乾燥しているのでこんな写真がとれました。これはもう本物だと思ってよいのでは?

Yokotate

2021年11月 2日 (火)

1枚ずつ販売できるシール切手

今回の年賀切手から63円くじなしが「1枚ずつ販売できるシール切手」となりましたが、どのような機構となっているのか、事前の情報は全くなかったように思います。そこで早速購入してみました。

Nenga63y1   Nenga63y2

台紙ごと細かいミシン目が施された上に、交差部分は十字型の切れ目があります。このために、シンプルグリーティングを10枚ごとに切り取るためのミシン目よりも、ずっと切りやすくなっています。最近の文通週間切手の通常目打よりも切りやすいほどです。不用意に扱うと、意図しないところで切れてしまいます。秀山堂切手のルレットと同程度の注意が必要かも。

使う立場から言えば、とても便利です。他の切手にもどんどん採用したらいかがでしょうか。取り合えずシンプルグリーティングあたりから。

2021年10月30日 (土)

あれ?横紙?

古いシートファイルの中にあった、7円額面の時代のお年玉切手シート。もう郵便に使ってしまおうと思って机の上に放置したまま忘れていたら、こんな風になってしまいました。

問題はこの中の昭和46年「いのしし」です。額面5・7円時代のお年玉切手シートは、昭和27年「翁の面」を除きすべて縦紙のはず。そのおかげで、20面シートが横紙になった昭和38年以降は、単片になっても紙目によって20面シート切手とお年玉切手シート切手を分類できることになっています。

紙のそり方向には、紙目が正確に反映されていない場合もあるのですが、写真の「いのしし」はどう見ても横紙風です。もし本当に横紙であるとすると、多方面に影響が及びます。困ったことになってしまうのですが...。

Kamime

2021年10月26日 (火)

年賀切手「赤べこ」のスクリーン角度

昨年刊行した拙著で、この切手の黄色スクリーンには68度(通常シート)、75度(小型シート)、65度(小型シート)の3種のバラエティが存在すると書きました。実は本サイトの「昭和30年代記念切手の製造面収集」の部屋の中では、これらに加えて黄77度という切手も存在するらしいこと、さらに金色スクリーンにも角度バラエティがあるらしいことを指摘してあります。これらは20年近く前に「調査中」と書いたきり放ってありましたが、やっと詳しく調べてみる気になりました。

まずは手持ち40点ほどの切手のうち27点の印面全体を2400dpiの解像度でスキャンし、データとして保存しました。引き続きこれらのスクリーン角度をざっと調べました。正確な測定の難しいものが多いので、まだ確定的なことは言えませんが、「昭和30年代記念切手の...」の部屋に書いたとおり
・黄色は65度、68度、75度、77度
・金色は4度、86度、90度
のように分類できるということでよさそうです。さらには赤色の角度にもバラエティがありそうです。

もう少しデータを精査した上でどこかの誌上に発表したいところですが、鮮明な画像がなかなか得られません。。

2021年6月29日 (火)

難しくなった水はがし

本日届いた「郵趣」に、表題の記事が載っていました。私も常々そう思っていたのですが、語られていたのは「消印が剥がれやすくなったこと」と「シール切手のセルフ糊が他の切手に貼りつくこと」だけで、私の思っていたのとはだいぶ違う話でした。

後者は発売時についていた台紙のまま水に投入したときの話なので、キロボックスの切手を水はがしする場合は関係ありません。前者については、掲載されていた写真の程度の「剥がれ」が全く気にならない私には、さほど深刻な問題でありません。

もっと深刻な問題として私が注意してきたのは、印面のインクの「ひび割れ」です。最初にこれに気づいたのは2009年の「極地保護」。水はがしすると印面のインクが紙目に沿って「割れ」てひびだらけになり、鑑賞に耐えなくなります。その後も天体シリーズなど多くのシール切手で、この現象が見られるように思うのですが、いかがでしょうか。

2021年3月 3日 (水)

3月の新記事

トピックスの部屋に「長辺51ミリの切手の目打穿孔方法」という記事を掲載しました。健忘禄のつもりで取りかかったのですが、思いがけない大作になってしまいました。最後まで読んでくださる方はおられるかどうか...。今月はこの1本だけです。

2021年1月21日 (木)

シート題字への目打貫通

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掲げた切手は第2次国宝シリーズ第1集の高額切手「執金剛神立像」のシートですが、シート上部の題字に目打穴が貫通しています。製造上の都合でこのようなことになりそうな場合、通常は題字を左右の耳紙部分に移すのですが、この切手ではお構いなく題字を分断しています。このような例は、ちょっと調べた限り他に見当たりません。(こんなのがあるぞ、というコメント歓迎)

同じシリーズでも第2集の「平家納経」では、題字が左耳に移されています。このシリーズでは、各集ごとに目打の穿孔方向や「飛び出し穴」の有無がさまざまとなっています。なぜそうなのかと思いを巡らせるのも楽しいことです。

2020年12月29日 (火)

郵趣モノグラフ31のサポート

本家のWebサイトに、表題の部屋を設置する準備をしています。正誤表(結構恥ずかしいミスも発覚)のほか、刊行後に判明した種々の情報を掲載していく予定です。他の新記事と合わせて、年明け後すぐにアップいたします。

2020年12月15日 (火)

年賀切手「犬張り子」小型シートのスクリーンバラエティ

Inuhariko60ss

「黒45度」と「黒59度」のバラエティがあることは、本家の「昭和30年代記念切手の...」にも「モノグラフ31」にも書いてありますが、他の色の角度を精密に測定したところ、「黒45度」が少なくとも3種に細分類されることが判明しました。 詳しくは本家の次の更新時に。